[ArchLinux ARM][utilite]zImage対応

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utiliteコンピュータにインストールしたLinuxのカーネルイメージの形式がuImageからzImageに変わったので、その対応方法を覚え書きにしました。

参照ページ

やったこと

カーネルイメージの入れ替え

  1. Packages | Arch Linux ARMのSearch:ボックスに”linux-utilite”と入れて、出てきた linux-utilite-dt パッケージをダウンロードして展開します。
  2. Arch Linuxブート用のmicroSDの/bootにあるuImageを消して、代わりに、上記パッケージの/bootディレクトリにあるzImageとimx6q-sbc-fx6m.dtbを置きます。
  3. zImageをzImage-cm-fx6に、imx6q-sbc-fx6m.dtbをcm-fx6.dtbに改名します。

u-bootファームウェアのアップデート

  1. Utilite U-Boot Update – Utilite Wikiに従ってutiliteコンピュータのu-bootを最新版にアップデートします。
  2. 母艦PCでutiliteコンピュータのシリアルコンソールを開いておきます。
  3. microSDカードを抜いてutiliteコンピュータを起動し、ctrl-Cを押してCM-FX6#のプロンプトを出します。
  4. 次のコマンドを実行します。

    env default -a

    saveenv

ブート

  1. Arch Linuxブート用のmicroSDを挿入してutiliteコンピュータをリブートします。
  2. Linuxがブートします。

おまけ

u-bootコンソールの変更

setenv console tty0

saveenv

reset

※consoleのデフォルト値は ttymxc3,115200

(2017-03-05)

Pixelのrooting関連注意事項

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Google Pixelスマートフォンをrootingするうえで注意すべき点の覚え書きです。

注意点

  • ブートローダアンロック後TWRPからSuperSUのzipファイルをフラッシュすることでrootingすることができた。SuperSU-2.7.9-SR3を使用。systemless(bootパーティション改変)モード。
  • rooting後ファクトリリセットした後、自動起動する初期設定ウィザードによる他端末からのアプリのコピーを行ったら、システムが不安定になった(Google Play Servicesや他のいくつかのGoogle製システムアプリの実行が頻繁に中断し、その旨のダイアログが何度も表示された)。一旦unrootしてからファクトリリセット→他端末からのアプリコピーを行なって、その後にrootingした場合にはシステムの不安定化は起こらなかった。

(2017-02-22)

 

Androidをいじるのに役立つ幾つかのコマンド

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おもに adb shell からAndroid端末をいじくる上で役に立ちそうなコマンド群の覚え書きです。

pm: 古いパッケージマネージャ(?)

ヘルプ:

adb shell pm

を見てください。

cmd package: 新しいパッケージマネージャ(?)

ヘルプ:

adb shell cmd package

を見てください。ちなみにcmdコマンドのヘルプは

adb shell cmd -l

で見れます。

(2017-01-30)

 

Windows 10 でも AXキーボード

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Windows 10 でも英語キーボードの右AltキーでIMEのon/offをしたくて設定を変更したので、その覚え書きです。

参照ページ

Windows 10で英語キーボードの場合にAXキーボードドライバを試用するよう設定する方法

参照ページの1番目に書いてある方法がWindows 10 でもそのまま利用できました。その方法とはレジストリに次の設定を行ってマシンを再起動するだけです。

値の名称 データ型
LayerDriver JPN REG_SZ kbdax2.dll
OverrideKeyboardIdentifier REG_SZ AX_105KEY
OverrideKeyboardSubtype REG_DWORD 1
OverrideKeyboardType REG_DWORD 7

(2017-01-29)

Huawei Mate 9 MHA-L29のrooting

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Huawei Mate 9のrooting手順覚え書きです。

rootingに必要なこと

  1. Huawei Mate 9 (日本版)のブートローダアンロック用パスワードの取得
  2. ブートローダアンロック
  3. (任意)stockリカバリの確保
  4. TWRPのインストール
  5. phh’s Superuserのインストール

Stockリカバリの確保

  1. Mate9用ファームウェアB138をダウンロード
  2. zipファイル中のupdate.appをHuawei Update Extractorで展開しrecovery.imgを取り出す。
  3. bootloaderモードからfastboot flash recovery recovery.imgしてみてからリカバリモードにして、正しくリカバリが起動するかどうか確かめる。

Mate9用の野良TWRP

ここからダウンロードできる。

注意事項

  • v3.0.2-2はMTPやadbが使えないので注意。v3.0.3-1では使える。

Phh’s Superuser

SuperSUはなぜかうまくインストールできない(flashすると適用途中でリブートする)ので代わりに。Phh’s Superuserは次の場所から。

これをTWRP3.0.2-2からflashしたあとでphh’s SuperUser – Google Play の Android アプリをインストールする必要がある。

 

(2017-01-21)

 

Robocopyの/Bオプション(バックアップモード)を使うための設定

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Windows付属のrobocopy.exeコマンドに/Bまたは/ZBオプションを付けてバックアップモードでコピーをする場合に、必要な設定があるようなのでそれをメモしておきます。

必要な設定

次の2つが必要なようです。

  • robocopy.exeを実行するユーザのBackup Operatorsグループへの所属(正確には、「ファイルとディレクトリのバックアップ」及び「ファイルとディレクトリの復元」の2つのユーザー権利の付与)
  • robocopy.exeを管理者として実行すること。

(2017-01-09)

 

Huawei Mate 9 (日本版)のブートローダアンロック用パスワードの取得

このページは

Huaweiのデバイスは、Huawei社のサイトからブートローダアンロック用のパスワードを取得することでブートローダアンロックができるようなのですが、参考にしたページから得たURLからだと、パスワード取得用サイトのデフォルトが中国語で、英語のサイトを表示させるのに苦労したので英語版ページへの直リンクをここに残しておきます。

ブートローダアンロックの手順自体は他のサイトでも述べられていますのでここでは省略します。下記の参考ページなどを適宜参照してください。

このページの手順はMate 9以外のHuaweiデバイスにもおそらく適用可能と思います。その場合は入力項目を適宜読み替えてください。

参考ページ

ブートローダアンロック用パスワード取得の手順

Huawei IDの取得

あなたがHuawei ID(Huawei中国サイトのvmallのログインIDとは異なるものです)を持っている場合はこの項はの手順は不要ですので飛ばしてください。

  1. Huaweiのブートローダアンロック用パスワード取得サイト(英語版)を開く。
  2. Huawei IDのログイン画面が英語で表示される。
  3. Huawei IDを持っていなければ画面下部のリンクからそれを作る(登録中は英語の画面が維持されるので困難はないと思います)。

ブートローダアンロック用パスワード取得サイト(英語版)の表示

いまのところ、下記4のところはWindows版Chromeブラウザ(64ビット版)での動作を確認しています(他のChromeでは試していませんが同じでしょう)。Windows版Firefox(Developer Edition、通常版では試していませんが同じでしょう)では動作しません(EMUIのトップページが開いてしまう)でした。

  1. Huaweiのブートローダアンロック用パスワード取得サイト(英語版)を開く。
  2. あなたのHuawei IDでログインする。
  3. EMUIの英語版ホームページが表示されてしまう。
  4. ブートローダアンロック用パスワード取得サイト(英語版)のURL「https://www.emui.com/en/plugin/unlock/index」をクリップボードにコピーして、先程ログインしたウィンドウの(←ここ大事)アドレスバーにペーストし、そのURLへ移動する。
  5. Unlocking agreementが表示されるので同意(画面下部のチェックボックスにチェック)してNextボタンをクリックする。
  6. 必要事項を入力する画面になる。次項へ進む。

必要事項の入力

  1. Mate 9はEMUI5.0なのでプルダウンから「Since EMUI5.0」を選ぶ(要入力項目が少なくなります)。
  2. 次のプルダウンは「Smartphone」のままでよい。
  3. Product Serial numberには、端末の、設定 > 端末情報 > 端末の状態 > 製造番号、の項に表示されている文字列(私の端末ではAHKから始まる16桁の英数字列でした)を入力する。
  4. Product IMEI or MEIDには、端末の、設定 > 端末情報 > IMEI、の項に表示されている15桁の数字列(デュアルSIMなので2つの数字列がありますが上の方)を入力する。
  5. Product IDには、端末の電話アプリを起動して「*#*#1357946#*#*」を入力すると表示される画面の、製品IDの項にある数字列(私の端末では8桁でした)を入力する。
  6. Verification Codeを表示されているとおりに入力する。
  7. Commitボタンをクリックする。
  8. 画面は変わらず、Verification CodeとCommitボタンの間にunlocking passwordが表示される。

ブートローダアンロックの実行

端末をbootloaderモードにしてPCからfastboot oem unlockを発行するとパスワードを聞いてくるのでunlocking passwordを入力するだけです。たぶん(まだ試していません…)。

Good Luck !

(2017-01-09)